他の志望者とゆったり話して居るような事が無いように注意
集団面接では、自分と似たような面接志望者が沢山居ますので、一人の面接の時と異なり、つい緊張の糸が途切れてしまうような事も少なくありません。
面接前や面接後など、他の志望者とうるさく騒いでいるような事が無いように、しっかりと気を引き締めて臨みましょう。
参考はこちら:グループ面接で失敗しないための5つの攻略ポイント
集団面接の場合は特に、そうした待機中の姿などもばっちりチェックをされています。
面接官に少しでもだらけた姿を見せてしまったら、どんなに面接の出来が良くても、落とされてしまう可能性が高いでしょう。
入室の流れにも注意
集団面接の場合は、一人の時の面接と違って、入室や退室の方法なども少し異なります。
自分が一番先頭にいるのか、真ん中にいるのか、最後にいるのかによっても、多少やることが異なりますので、注意が必要です。
入室の際にはまず、先頭の人がドアをノックして、面接官から入室の許可が出てから、ドアを開けて下さい。
例えドアが空いている状態でも、ノックをして許可を得てから入るのがマナーです。
入室の許可が出て入室する際に、失礼致しますと挨拶をしたら、ドアを開けたまま、ドアノブを持ったまま入室の挨拶をし、後ろの人にドアノブを渡すか、開けたままで入室して下さい。
一人の面接の時と違い、いちいちドアを閉めてから挨拶するような事はしなくて大丈夫です。
真ん中の人も同じように、後ろに人がいる場合はドアを閉めずに挨拶をして、一番後ろの人は、挨拶をした後ドアを閉めます。
ドアを閉める際には出来るだけ面接官にお尻を向けないように両手でドアを閉めて、面接官に一礼をした後、自分の席に向かいましょう。
このように、集団面接の時には入室の仕方から大きく異なりますので、注意が必要です。
また退室の際にも、同じように、ドアをいちいち閉めるような事が無いようにして下さい。
他と差をつけることが重要です
他の志望者と同じような答えばかり伝えていると、面接官の印象に残らずに、適当に選ばれてしまう可能性もあります。
面接官の印象に残るためにも、有る程度いくつか答えを用意しておいて、他の面接者と被らないような答えもいくつか織り込めることが理想です。
集団面接では、ついつい一番初めの人の返答が尾を引きずりがちですので、自分の考えをしっかりと持って臨みましょう。
とはいえ、他の人の回答を聞かないようにしてはいけません。
集団面接の際には、他の面接者の答えを聞いている姿も評価される事が多いので、聞いている素振りを見せることが重要です。
返答をしている時に頷いたり、少し相手の方に顔だけ向けたりして、きちんと聞いているような体制を取るようにしましょう。